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「ダッシュ!」 夏目イサク

ダッシュ! Book ダッシュ!

著者:夏目 イサク
販売元:オークラ出版
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夏目イサクさんは『ノーカラー』 もとてもよかったんですが、こちらも大当たりでした…!
ワンコ後輩×男前先輩の「ダッシュ!」「アクセル」「アップ!」(描き下ろしの「リスタート」)と、従兄弟同士で小悪魔受け(攻が形容しづらい…)な「cheeky」、2つのシリーズが収録されています。分厚くてお得♪

まず表題作。
「ダッシュ」
高校の柔道部が舞台。秋本は中学校のときにたまたま高校生の試合で見た斉藤に憧れ、同じ高校に入学します。が。
「おれっ 斉藤さんに憧れてこの学校に来ました!!」
「おう!じゃあお前 今日からオレの下僕ね」
それからはパシリの日々。その関係はかまわないとしても、斉藤が部活を真面目にしないことが秋本はどうしても許せない。ようやく部活に出ても、簡単にワザあり。それでも斉藤はかわすばかり。で、かっとなって、秋本は斉藤を気絶させてしまいます。
それから、斉藤が事故にあって、足はリハビリで引きずらなくなったけど、左手の握力は戻らないでいるということを、主将に聞いてしまいます。
それで、「なんも知らなくて、最悪なことばっか言った」と斉藤に謝るんですが。ここで斉藤は「余計なこと考えんな」「事情なんてみんなあんだろ」「同情なんか死んでもすんな」と!
か、かっこいい~~!!痺れた!斉藤さん男前です!これは惚れる~(´∀`)
胸が熱くなりましたよ!スポーツもの大好きなので…。やっぱいいなあ。萌えと同時に燃えが生まれた!
あっ、でもよく考えたら、これこの時点ではBLじゃないような…。ちゅーは2回してるけど…。

「アクセル」
秋本の斉藤さんへの想いは最初はライクなんですね。それが「ラブ」に変わっていく様子が描かれています。練習中にどきどきしたりね。基本基本!
斉藤さんがパシリのおだちんにリハビリで折った鶴をあげるとこがすごく可愛くて好き。秋本も笑顔にドキッとしてます。この時点では秋本はあんまり自分の気持ちについて深く考えてないみたいなんですが。

しかし。
部活を引退したら会えなくなるのを、斉藤さんはまったく気にしていないことにショックを受けて、もやもやし始めます。
そして決定打。斉藤さんの腕にある傷を秋本は知らなかった(斉藤さんは長袖着て隠してたので)のに、二三年の先輩は知っていた。そして斉藤さんとそのお友達の主将の間に自分には入り込めない絆がある。(これはもちろん友情ですよ)自分は斉藤さんのことをぜんぜん知らないと実感するわけです。つまりはジェラシーですね!

それでもっと知りたくて、距離を縮めたくて、踏み込みます。「逃げんなよ」と。もうラブになってますね、これは。が、斉藤さんを怒らせてしまいます。
「しょうがないから平気なふりしてるのに なんで首つっこんでくるんだよ ほっとけよ!」
この、斉藤さんがぶちまける場面もとても好き。ちょっとうるっときました。
強がりだとしても、弱みを見せようとしないひとが好きです。それは周りの人にしてみればさびしいことなんだろうけど。でも、ずっと隠していたのに、ひとりだけに見せてしまうようなことになるともうたまらない…!!ほんとここは燃え萌えシーンでした(*´д`*)

秋本は斉藤さんを怒らせてしまって、「終わった」と思うんですが、主将始め斉藤さんのお友達から、「自分にも弱音をはかないのに」ということを聞きます。斉藤さんの中でも、秋本は特別なのだということですよね。よかったなあ秋本!
最後に「一生こき使ってやる」と言う斉藤さんはやっぱりかっこいいです!

「アップ!」は萌えるし笑えます。前の二つに比べるとラブコメ風味。秋本、のっけから欲求不満でえろい夢を見てます。しかも同じようなのを十数回。朝、斉藤さんに会うなり挨拶と一緒に「ほんとすいません!!」と謝る秋本がおかしい。しかも「見たくて見てるわけじゃないわけじゃないんすけど」って。見たいんじゃん!こんな感じで、秋本の葛藤が面白いです。挙動不審で可愛い。

一方斉藤さんは柔道できるようになったときのために、強い大学を目指して勉強中。前向きだなあ、かっこいいなあ。ほんと素敵ですよ斉藤さん。
秋本もそう思ってるからこそ、苦しむわけですね。それなのに、顔が近づいた拍子にキスしてしまったりして。でも泣かせたくないから、秋本は斉藤さんと距離を置きます。

しかし。秋本がどうして自分から離れるのかわかんない斉藤さんは、むきになって近づこうとします。とうとう秋本も捕まって、屋上でランチタイム。それでもなお離れる秋本に、斉藤さん「おれがこんな体だからもうあきたか」と、なにげにすごい台詞を吐いてます。可愛いv(もちろん柔道のことなんですけど!)そんな感じで迫る(?)斉藤さんに、秋本は結局辛抱たまらなくなって抱きしめてキス。「斉藤さんが好きなんだ」と繰り返す秋本にほだされたのか、斉藤さんも「すきにしろよ」と…!屋上で!若さ故というか…。斉藤さんが可愛いです!
そして事が終わったあと。憎憎しげに秋本を見る斉藤さんが無性に好き。でも、初めからあんなことまでやるとは思わなかったのに、「男に二言はない」から止めなかった斉藤さん。素敵。最後も「おまえは黙っておれについて来い!」ですよ!かーっこいいなあ~v

「リスタート」
受験勉強の息抜きで向かった学校で、斉藤さんは秋本が告白されているのを見てしまいます。自分の知らなかった秋本の顔を見て、いつか自分の知らないところで秋本好みの女の子が現れたら、自分にもあんな目を向けるのかと考えると不安になってしまう斉藤さん。受験終わるまで我慢しろといったのは自分なのに、自分からキスして誘ってしまいます。可愛い!斉藤さんがしっかり秋本に恋心を持ってるんだってことが分かってよかったv

あーもう、好き尽くしでした~。この二人もっと見たいなあ。
やり取りとか台詞もちょこちょこ笑えたり。大好き。

そして「cheeky」
十年あってなかったいとこに再会した大学生の大山。それはそれは可愛かった由郎は、ものすごい生意気になっていて…というお話。
由郎誘い受けじゃないですね。襲い受けの領域。あんまり好みじゃないはずなんですが、可愛かったv 小悪魔で生意気なんだけど、一途で、時々真っ赤になっちゃうのが萌える!大山が昔言った「どこにいても絶対味方だから」という言葉をずっと信じてたんですよね。
「きらわないでね」とか健気だ~。生意気だけどいい子。幸せになってほしいです。
由郎の元彼(?)のトラオも可愛い。口は悪いけど、絶対優しいよ!
それから、大山が由郎を抱きしめて、「こいつが笑うなら それでいいよ」と思ってるとこがよかった…。ちょっと涙ぐみましたよ~。

暴君感想のあまりの長さに反省して、今日は少し短めにするつもりだったのに、「ダッシュ!」が長すぎた…。おかげで力尽きて「cheeky」は短くなりました。これもひとえに斉藤さんがツボでしょうがなかったからです。

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