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「シャンプー」 藤谷陽子

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著者:藤谷 陽子
販売元:コアマガジン
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互いに違ったフェロモンを持つ、同僚の三宅と越川。その匂いに誘引され、急激に縮まる二人の関係…生まれたのは恋慕か、愛欲か。男同士の濃厚な恋愛ドラマを多数収録! 著者渾身の初BLコミックス!

うおーやっぱり表紙色っぽいですね!水滴がいい…。
中身のほうもとてもよかったです~

「シャンプー」
同じシャンプーを使っているのに、お互い相手に違う匂いを感じている二人。
相手に惹かれているからこそのフェロモンですね。
あらすじを読んだときは、ものすごいえろえろな話なのかと思っていたんですが、二人がさばさばしていたので予想外でした。
特に三宅さんがいいですね。何だか感じがいいひとだなと思いました。鮭でうれしそうだったり、庶民的なところもすごく可愛かったです。
でもやっぱりこのお話が一番えろいと思います。最初のほうの、越川が三宅さんの髪の香りをかぐところとか、他の作品でも思いましたが、ふとした瞬間もすごく色っぽいです。
お風呂場のシーンもすごかったですね。なだれ込むような感じなんですがとても萌えました!
描かれているもの以上の色気が漂っていたような気がします。
最後の越川のモノローグと、越川を見て微笑む三宅さんもすごく好き。

「約束の関係」
幼馴染で、仕事では上司部下の関係の二人の話。眼鏡の上司が受です。
よく失恋して落ち込む幼馴染兼部下の太一をなぐさめながら、いつも自分が女だったら放っておかないのに、と思っているアヤ。この時点では自覚していなかったけれど、アヤは太一が好きなんですね。そして太一も失恋したとは言うのは嘘で、ずっとアヤが好きだった。
一緒のベッドで眠っているとき、アヤの背中に額を押し付ける太一が、とても切ないんですが可愛いです。きゅんとしました。アヤに好きな人がいるんだと勘違いして泣く太一もいいな~。
その太一にアヤが思わずキスしてからは二人ともがものすごく可愛い…!顔を赤くしててすごく萌える!
くっついた後、アヤが「相も変わらず二人とも男だ」と考えてるのもおかしくて可愛かった。
アヤは「自分が女だったら」と考えることで、男同士なんだから好きになっちゃだめだと自分に言い聞かせていただけみたいですね。
あんまり長くなくてシンプルな話ですがきゅんきゅんしました!

「wedding!」
幼馴染でお隣さん同士のお話。
何と言ってもこのお話は、受の祐希が男らしくて健気で可愛い!
「誠二のことが好きで好きでたまらないっ…抱いてくれ!!」と最初からものすごい発言をしてるところもですが、元々は男らしい性格なのに、誠二のためにセーラー服を着たり、女の子みたいで嫌いな苗字の「芹南(セリナ)」で呼ばせたりして、女と思わせてでも抱いてもらおうと、切なくなるくらい一生懸命なところも。
そうやって努力してたんですが、誠二に学ランでいるところを見られてしまいます。それで急いでセーラーに着替えようとするところとかもうもう~!!ほんっとうにいじらしくていとしかったです。
でも誠二はそんなことをしなくても、男である祐希が好きなんですよね。
「祐希」と呼んで抱きしめる誠二に「ありがとう」と言ったり、もうけなげで可愛くて祐希が大好きです!
最中に手つないでるのも可愛かった。
最後の真っ赤になってる誠二も好きです。「愛しい」と祐希にしっかり伝えてほしいと思います!

「あまい言葉」
後輩×先輩で先輩が暴力的なツンデレ(?)です。うわーい好み!
あやふやなきっかけで一度寝てから、そのままセフレのような関係を続けている二人。でも御崎には最近気になることがあって…というお話。
後輩の直哉に女の子扱いされるのがどうしても嫌な御崎先輩。直哉の言葉責めに激しく怒るところも可愛い。ああ…好みだ…!
そして後輩の直哉は、大人っぽくて気障なのが素なんだと思いきやへたれでした。
キレた御崎先輩に裸で土下座して「好きです!」は、かっこわるいけどすごく可愛くて萌えました。
気障な台詞で責めていたのは、好かれたくて一生懸命「モテ台詞」の本で勉強したから。まあ、逆効果でむしろ嫌がられてたんですけどね。
そして御崎先輩も結局は、ひとこと好きだと言ってほしかっただけと言うことがわかったのでした。真っ赤になりつつも「なんか嬉しい」と言う先輩はものすっごく可愛いです!どうしよう!
二人とも大人ぶってるだけで子供だったということですね。でもラストの御崎先輩は天然たらしでクールです。素敵でした。惚れる。
そういえば最近何かが足りてないような気がしていたんですが、それはこんな先輩だとこれを読んで分かりました。あーこれだ!暴力的な先輩受に飢えてたんだ!
補充とばかりに何回も読み返しました。満足v

「灼熱から生まれた未来」
進路の別れた受験生の久也と巧、親友同士のお話。
友達の線を越えそうで越えないぎりぎりのところが描かれています。二人の気持ちはもうそんなところにはないんですが、言い出さないように抑えて、そばにいられる残りわずかな時間を大事にしようとしています。
それでも、触れる肩やふと目を伏せる瞬間や沈黙に、気持ちがこぼれてしまいそうな緊張感と色気が漂っていてどきどきしました。夏という季節もいいです。汗が色っぽかった!
こういうじりじりした感じはとても好き。
でも、思わず巧が「好きだ」と漏らしたのを聞いた後の久也があんまり潔いのでびっくりしました。おっとこまえ!
頑張って勉強して、ラブラブ同棲生活を送るといいよ!
勉強と言えば、男同士はどうするのか、という会話も可愛かったです。「…忙しいな 受験生」「だよなあ」と笑い合う二人が好き。そっちの勉強も頑張れ~!

全部のお話が好きですv素敵な作品が読めてうれしかった~(*´∀`*)

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