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「完璧な恋人」 夏水りつ

完璧な恋人 Book 完璧な恋人

著者:夏水 りつ
販売元:芳文社
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社員寮に越した美人エリート篠原は想いをよせていた有能な部下・上田にドMと誤解されてしまった! 懸命に弁解しながらも、篠原のカラダは上田の嬲るような眼差し、命令口調に蕩けてしまって…!? ドMリーマン・金持ち・探偵×推理小説化も乙女チックに恋に堕ちる☆ 描き下ろしも胸キュン☆


帯の「ドMリーマンLOVE!?」に凍りつきましたが、読みたかったので頑張って買いました。

「完璧な恋人」
「最愛の恋人」
「それからの恋人たち」

表題シリーズ。

最近とみに生意気な年下攻が好きになりつつあります。基本的にギャップ萌えなので、前までは常に生意気なひとはそこまで好みじゃなかったんですが、どんどん許容範囲が広がっています。
上田が「あんた」と言うたびにすごい萌えを感じました。いいなあ、年下攻の「あんた」…!

でもやっぱりギャップ萌え。
Sが板についていた上田の弱々しい告白にはやられました。可愛い。
「もし篠原さんがSだったら 俺は喜んで縛られてあげる」にはちょっと笑いましたが。でも健気!かっこいい攻のかっこ悪いところが大好きです。

真面目で純情でエリートらしいエリートの篠原さんも可愛かった。そんで色っぽかったです。
でもMは誤解でしかなくて、上田に惹かれてるだけだと思ってたのに、本当のことだったんですね。
涙をこぼす篠原さんにきゅんとしながら、そのことが分かった瞬間には思わず「えええええ!?」と声を上げていました。
でもそれを認めるのが怖かったという篠原さんが可愛かったのでよし。

えろは濃い目ですが、それよりもミルクがついた指を舐めさせるとか、口でシャツを脱がすとか、直接的ではないのに色っぽい行為がツボでした。よかったです。

「ハニークレイジー」
自称王子の押しかけ攻と、その攻と遊びで寝たときに結婚の約束をしてしまって、見事に攻に振り回されちゃってる受のお話。

ネクタイを人質(モノ質?)にとってホテルに呼び出したり、唐突に手打ちうどんを始めようとする攻がめちゃくちゃで楽しいです。
そして、受の着替えを必要以上にたくさん用意していたり、バラを床に敷き詰めたり、逆に新鮮なゴージャスっぷり。すごいの一言です。
気障だったりちょっと意地悪だったりするところが、ゴージャス攻らしくてとてもよかった。

お話が短いので過去の事情が突然な気がしてそれは残念でしたが、その場面も受の涙にやられたので私としては問題なしです。可愛かったv

「そして僕は恋をする」
仕事上のトラブルで追われているという探偵を匿った推理小説家のお話。
探偵×小説家です。

気難しそうなくせに素直な受がとにかく可愛いです。
「何もかもが輝いて見える」にはやられました。もう少女マンガでもほとんどそんなこと言わないんじゃ…!この乙女!可愛いなあもう!

でも本当のことがわかってからは受が純粋な分、かわいそうで切なくて泣きそうでした。
「君が憎い 君を恨む 僕はすっかり覆されて これが…」というモノローグがすごくよかった。
あー恋だね!いいね!ぐっときました。

公式サイトにラブレターからの流れはもうきゅんきゅんしっぱなしでした。
クサいなーと思うんだけどときめく!門越しのやりとりもとってもよかった。
このお話が一番好きです。
初めて恋というものを知る受を最後までぶれずにしっかり描いていると思いました。

丁寧で安心して読めるお話ばかりでした。受がみんな乙女入ってるのも可愛かった!

あと、あとがきのイヤホンに悶えました…!可愛すぎる!
ぜひぜひあのシーンを入れてリーマンラブを書いていただきたいです。
いやーほんと東京は怖いな!地方の人間には刺激的すぎます。
にこにこ談笑する若いリーマン二人を見るだけで貴重なもん見た!と喜んでる私は甘いんですね。さすが首都。

ということで最後まで素敵な一冊でしたv

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