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「ポラリスまでの距離」 テラシマ

ポラリスまでの距離 (MARBLE COMICS) Book ポラリスまでの距離 (MARBLE COMICS)

著者:テラシマ
販売元:ソフトライン 東京漫画社
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好きな人は友達の父親。星が好きだとその人は言った。
好きな人の好きなものは、すごくいいものに見えてくる。
「星のことを教えてください」を口実に手紙のやりとりと、時々話もする。
好きでいられるだけでよかったのに、それだけじゃ済まなくなる。
そんなことも知っていたはずなのに欲望は止まらない。
望みはないのに、ただ気持ちを伝えたくて告白をしてしまった夜。

1stコミックス「ポラリスベル」から続く待望のセカンドコミックス。
星をとおして人と人を優しく繋ぐヒューマンラブストーリー。
番外編と後日談描き下ろしも収録。

男子高校生が元カノのお父さんに恋をするという驚きの設定に思わず買ってしまった、「ポラリスベル」の続編です。
前作よりもよかった~。かなり感動しました。

心情描写がとっても丁寧で、星などのモチーフの使い方も素敵です。
前作よりは二人の関係に焦点が当てられているけれど、恋心だけじゃなく、人と人とがつながっていく上でのいろんな感情が丹念に描かれています。
言葉がきれいで真摯でよかった。

割と早い段階でうるっと来て、後半はずっとぐすぐす言いながら読んでました。
秀吾のひたむきさがすごくまぶしくて、叶わない想いがひたすら切なかった。

手紙とかも…反則だー!
久我山さんの手紙が素敵すぎます。
手紙っていいな。
星と鉄道と手紙。
もうこれだけで私のツボをつきまくりだ。
星についてはものすごく詳しく書かれていて、かなり勉強になりました。
しかもすごくきれいに物語に組み込まれていたし。

続きがあると知ったときには、この二人、くっついてほしいようなそうでもないような…と思ってたんですが(もちろん恋は叶ってほしいけど、あんまりえろ展開にいってほしくない雰囲気だったので)、希望はありつつ生々しさはなくて、不安も消え去る素敵なラストでした。
秀吾がプラネタリウムで働いていることにも、ものすごく感激してしまった。

ラストはちょっとBLぽかったですね。
秀吾も久我山さんも可愛い。一緒に暮らせばいいよね!

おまけの4コママンガは雰囲気違ってまた面白かった~。
主役二人の話じゃないですが、巻末の4コマが一番BLらしいかもしれません。笑
4コマ、テンポがよくて笑えたので、テラシマさんのラブコメもちょっと読んでみたいなって思いました。
どんなお話が来るにしろ、次作も買いますよ!

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