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「残りモノには愛がある!?」 彩景でりこ

Book 残りモノには愛がある!? (JUNEコミックス ピアスシリーズ)

著者:彩景 でりこ
販売元:マガジン・マガジン
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可愛くてエッチでどこか懐かしいラブラブ方言コメディここに登場!!
高校時代から大好きだった“にっしゃん”に同窓会で再会した“よね”。
お酒の力も手伝って、よねの6年分の片想いが今、暴走する!!
ムッツリ変態よねとツンデレにっしゃんのおバカHを描いた「よねとにっしゃん」シリーズが遂に一冊にまとまりました。
あの「性日記」シリーズも加えて、BL史上最強の面白エロス、大爆発です!!

えっろかった!
ピアスですもんね~。
そういえば私、ピアスから出てる漫画全然持ってないなあ。
まだまだ開拓の余地があります!

彩景さんは2冊目のコミックスですね。
今回のは、東京漫画社から出てた1作目の「傷だらけの愛羅武勇」とは、ちょっと毛色が違うような気がしました。
「傷だらけの愛羅武勇」はめずらしいカップリングが多くて、あと、毛(ひげ)が好きなんだなあ!と思ったんですが、こちらはカップリングもふつうで、毛も控えめでした。ひげはなしです。
あ、でもラブコメ分のあほっぽい可愛らしさは通じてるかなあ。

まず、「よねとにっしゃん」シリーズ。
ヘタレムッツリのよね×酔うと甘えるツンデレにっしゃんです。
ちなみに表紙のメガネの方がよね。
「傷だらけの愛羅武勇」は受攻が斜め上だったので、これもどっちなんだろうとどぎまぎしてたんですが、こちらは見たまんまでした。

二人は高校時代、カップル撲滅連盟、略して「カプ滅連」という主にカップルの邪魔を活動とする、ねたみ全開の連合を作っていたんですが、実はよねはカップルが憎かったわけではなく、にっしゃんのことが好きで、にっしゃんに振り回されていただけだったのでした。
カプ滅連がまたあほらしくて可愛い!笑

普通の友達でいる自信がなくて他県の大学に進み距離を置いたよねですが、プチ同窓会で再会し、酔って甘えるにっしゃんに悩殺され、ついうっかり告白し、えろいことをしてしまいます。
しかし酔いが醒めたにっしゃんに絶交を言い渡されてしまう、というのが第一話で表題作。

ただし絶交を言い渡された後もよねはにっしゃんを振り向かそうと奮闘しますし、にっしゃんは意地を張りつつ何だかんだで流されてどんどんほだされていってしまいます。
にっしゃんが参加してる合コンによねが女装で乱入してにっしゃんをさらったり、3対3の遊園地デートで今度はにっしゃんがよねが女の子といるのを邪魔したり、なかなか素直になれないにっしゃんと、にっしゃんにめろめろのよねが可愛らしくて楽しいラブコメでした。
全4回のシリーズ+かきおろしです。

とにかくどの回もえろが濃かった~!
トイレやら車内やら観覧車やら同じ部屋で友達が寝てる間にやら、もっと落ち着いてやればいいのに…とやきもきしましたが、なりふり構ってられないせっぱつまった感じがこの二人らしくて萌えました。
見せ付けられた人たちはたまったもんじゃなかったでしょうが!笑

あと、おもらしがありました!!
購入録には書き忘れてましたが、鹿乃しうこさんの「迷う男」を少し前に買いまして、そこでおもらしに初遭遇したんですが、この短期間にまさか二度も出会うとは思いませんでした。
めずらしい…ですよね?
びっくりしたー!

それに顔射も2回あった!
あれ、でも自分のがかかるのも顔射でいいのかな?セルフ顔射?
それはともかくけっこう汁多めな感じでしたね。

ですが何だか可愛らしいえろだったと思います。
あんまり汁だくえろえろは得意じゃなくてピアスとかは敬遠しがちなのですが、こちらは平気で萌えました。
絵柄が可愛いからっていうのもあると思うけど、それだけじゃないような。

えろだけじゃないっていうのはもちろんなんですが、何だろう、やっぱり二人が初々しいのがよかったのかなあ。
けっこうとんでもない場所でしてることが多いのにも表われているように、二人とも全く余裕がありません。
よねはがっつくし、にっしゃんも訳が分からない内に流されてめろめろになっちゃってるのが可愛いです。

よねは何気に言葉責めをしてるんですけど、それもにっしゃんに自分のことを好きなんだと認めてほしいがために一生懸命って感じがしました。
にっしゃんにべた惚れで、えっちの間も止められない自分にどこか困った顔でヘタレですしね。

あと、方言も可愛かったですね!阿波弁。
二人のおぼこい感じがすごく出ていてよかったと思います。
特にえっち中、にっしゃんがめろめろになりながらも発する憎まれ口が、方言であることで何だか妙に幼くてやわらかくて可愛いんです。
「ほんなとこ指入れなだあ」とか「さわるだけ言うたでっ…ないかっ」とか。
何この可愛さ!方言ってすごい!

気が付けばえろについてばっかり感想書いてしまった!
えろ以外でも、奥手ですぐ赤くなるよねは、表情豊かなとこも、にっしゃんに一途に思いを寄せてるとこもすごく可愛いし、にっしゃんも意地は張ってるけど、よねが他の女の子と近づくのを邪魔したりするのがたまらなく微笑ましくてにやにやしてしまいました。

一話のにっしゃんの甘えっぷりはいくら酔っ払ってるって言っても度を越えてるし、にっしゃんは気がついてなかっただけで早くからよねのこと好きだったんじゃないかなと思います。
にっしゃんが一重なのも何かよかった!
私の中で二重じゃないキャラブームがきそうです。一重キャラを探してみようかな。

えろえろだけどきゅんともできるお気に入りのシリーズになりました!

もうひとつは「性日記」シリーズ。こちらは3話。
すごいタイトルですが、けっこうシリアスです。
同級生のヨージと体だけの関係を持っていた千秋が、いとこの八代からまっすぐな愛情をぶつけられ、八代と恋愛がしたいと思うようになるまでのお話。
ヨージ×千秋と、八代×千秋で、どちらともえっち描写があります。
こちらもえろ濃い目で、方言も満載でした。
残念ながらあんまり好みの設定ではなかったんですが(基本一棒一穴主義なので…)、面白く読みました。

ヨージは千秋のことを好きだと言うんですが、ずっと続いてる彼女もいて、どこまでも気持ちが伴わない関係です。
てっきり千秋のことを好きになって彼女と別れるんだと思ったのに違ったなあ。
一方の八代は一途だし優しいし一生懸命千秋と恋愛をしたいと訴えてきます。
二人とも千秋に対して「好き」だと言うけれど、二人の「好き」は全然違う。

そりゃあ八代を選ぶよね!
ヨージは何やら不思議な魅力もあったんですが(飴をあげて全て帳消しにしようとするとことか何かおかしかった)、でもやっぱり屈託なくてひたむきな八代がいいですよね。可愛い。
今でも愛情深くて情熱的でかっこいいけど、まだ中学生で小さいので、きっともっといい男に育つと思います。
肉体関係には奔放だけど、感情をうまく表現することができない様子の千秋もいじらしくて切なくてよかった。
これから八代と幸せな恋愛ができるといいよなあと思いました。

全体的に面白かった~。
彩景さんも作家買いになりそうです。

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